お店の従業員の勤怠管理、できていますか?
もし正確に行えていないのであれば、それがトラブルの火種になるかも。使用者(会社やお店等の雇用主)の義務でもあり、万が一行われていないと訴訟リスクもあるため必ず行う必要があります。
今回は、勤怠管理の重要性をお伝えし、地域のお店が利用するのに適した無料の勤怠管理サービスとアプリをご紹介します。
勤怠管理を行う理由と、手軽に行うための無料サービス
- 勤怠管理って何のために行うの?
- 勤怠管理を行わないリスクとは?
- 無料で使える勤怠管理に便利なサービス・アプリ
1. 勤怠管理って何のために行うの?
そもそも勤怠管理は何のために行うのか。
基本的には使用者と従業員の間で互いに労働時間を把握し、賃金計算のトラブルを無くすために必要なものとされています。
また以下のように、使用者は従業員の労働時間を適切に管理する義務を負っています。
使用者は、従業員の労働時間を適切に管理する義務を負っています。労働基準法は、時間外・休日・深夜労働等についての規定を設けており、使用者が始業・終業時刻を把握し、労働時間を管理することが当然の前提とされていること等がその理由とされています。
使用者にとっての義務である勤怠管理は、当然のように行っていることが求められる作業なのです。
2. 勤怠管理を行わないリスクとは?
では、勤怠管理を行っていないことにより、お店にとってどのようなリスクがあるのでしょうか。
主に考えられるのは以下の2つです。
- 働きすぎによる業務負荷の偏り
- 賃金トラブル
たとえば使用者であるあなたが従業員の労働時間を把握できていない状態で、従業員が長時間労働による昇給を求めてきたら?
あなたも従業員も労働時間を把握できていないので、長時間労働が起きているのかどうかがわかりません。昇給すべきなのかそうでないのか。その判断の基準がなくなるのです。
しかも労働時間の管理は使用者側に求められる義務。もし訴訟を起こされるなどすると、お店が多額の賠償金の支払いを求められる可能性もあります。
これこそが勤怠管理を行わないことによるリスクなのです。
3. 無料で使える勤怠管理に便利なサービス・アプリ
ここでは、従業員を抱えるお店にとって必須の勤怠管理に便利なサービス・アプリを紹介します。
タイムレコーダー
iPadをタイムレコーダーにするアプリ。管理する人数が3名までなら全ての機能を無料で利用できます。規模の小さな個人店なら十分対応できますね。打刻時には顔写真も撮影され、正確な管理が可能になります。
シュキーン
事業所単位で20名まで無料で使える勤怠管理サービス。PCやスマートフォンがあれば、すぐに導入できます。ただし、データは直近の2ヶ月分しか保存されないので注意が必要。毎月必ずエクスポート(出力)して保存しておく必要があります。
勤怠管理は従業員を抱えるお店にとって必須のもの。また、余計なトラブルを未然に防ぐ効果もあります。
もし正確に行えていない場合は、上記のサービスを利用することから始めてみてはいかがでしょうか。
★SNSの使い方や写真を見栄えよく撮るコツなど、お店の経営に役立つプレゼントを用意しています★