今や国内7,900万人のユーザー数を誇る(2018年12月)LINE。
若者だけが使うというイメージは昔のもの、今や幅広い年齢層の方が使うメッセージアプリになっています。
普通LINEといえば仲のいい友達や家族同士でやり取りするためのものというイメージがあると思いますが、プライベートとは別にビジネス用のアカウントというものを作ることもできます。
大企業が公式アカウントとしてスタンププレゼントをしているのは見たことがあるかもしれませんが、個人事業主のような小規模店舗も無料でアカウントをつくって活用する事ができます!
今回はそんな「LINE公式アカウント」のメリットと登録方法をご紹介します。
※「LINE@」は「LINE公式アカウント」に統合されます。
(参考: https://www.linebiz.com/lineat_migration/ )
移行期限:2020年2月28日
移行後はLINE@という名称も使えなくなります。
まだご利用中の方は速やかに移行手続きを済ませてくださいね。
(移行方法について参考:
)
目次
LINE公式アカウントのメリットと登録方法について
1. LINE公式アカウントのメリットとデメリット
【メリット】
・無料で販促活動が行え、無料でできる範囲もとても広い
・お客様と1対1でトークができ、電話よりも簡単に予約などのやり取りができる
・クーポンやお店の最新情報を届けることで、常連作りに活用できる
【デメリット】
・無料版では月に送信できるメッセージの数に制限(計1,000通)がある
・頻繁にメッセージを送りすぎると、ユーザーにブロックされてしまうこともある
・フォローユーザーを増やす工夫が必要
2. LINE公式アカウントでこんなことができます
LINE公式アカウントの利用方法は大きく分けて3つあります。
a. 対応窓口としての利用方法
b. 宣伝・集客ツールとしての利用方法
c. 販促ツールとしての利用方法 の3つです。
a.電話やメールに代わる対応窓口として
公式ホームページやSNSのプロフィール欄に電話番号やメールアドレスを記載しても、お客さんにとってはなかなか抵抗があるもの。
電話だと相手に番号を知れられてしまう恐れがありますし、そもそも忙しくてつながらないこともあります。忙しいお店の方も電話で問い合わされるのも大変。かといってメールでわざわざ連絡するのも敷居が高いですよね。
LINE公式アカウントなら、IDを公表してもプライベートのものとは違うのでお店にとってそこの心配はありませんし、お客さんにとっても電話やメールのような面倒がありません。
新規のお客さんからの問い合わせ窓口としてはもちろん、既存のお客さんとやり取りする際のアカウントとしても便利に使えますね。
ちなみにお客さんとの1対1のやり取りはメッセージ数にはカウントされません。
活用事例はこちら https://www.linebiz.com/jp/case-study/bloom
b.友だちになったお客さんへの充実した配信機能
クーポン
LINE公式アカウントでは友だちになったお客さんへメッセージを一斉送信することができます。LINEなら日常的に見られる方が多いので、メルマガを送るよりもタイムリーに情報をお届けできます。例えば、雨の日にお客さんが減る、というお悩みをお持ちなら、雨の日に合わせてクーポンを配信する、といったことができるわけです。
参考事例:https://www.linebiz.com/jp/case-study/konishianimalclinic
リッチメッセージ
また、LINEは画像やテキストを一つにまとめたリッチメッセージを送る機能もあるので、通常のテキストメッセージより強い訴求力のあるメッセージを送ることもできます。LINE@のときは有料アカウントしか使えない機能だったので、ぜひ有効活用したいですね!
セグメント配信
男性の40代に送りたい内容と女性の20代に送りたい内容ではぜんぜん違うときがありますよね。複数の年代のお客さんを持つお店さんにとっては送る相手によって配信内容を変えたいと思うのではないでしょうか。LINE公式アカウントはセグメント配信といって、送る相手の属性によって配信内容を変える機能もあります。
レポート機能
日々の友だち追加数やメッセージの配信数・クリック数など、さまざまな実績数値を確認することができるため、施策の改善に生かすことができます。例えば、土曜日に送るクーポンは昼と夜どちらのほうがより開封されるのかといったことをを数字で見ることができます。
c.お店のポイントカードが簡単に作成・発行できてしまう。販促費の削減につながります
ポイントカードをこれまで紙で作成していた皆さん。
LINE公式アカウントを使えばポイントカードが簡単に作成できます。お客様はカードをLINE上でリスト管理できます。
従来の紙製のポイントカードであれば紛失したり、忘れたりということもありましたがLINE上にあるのならそんな心配もありません。お店にとってもお客様にとってもとても便利なサービスです。
参考事例:https://www.linebiz.com/jp/case-study/recs-g?field_case_category_scale_target_id=36
3. 無料開設の方法
LINE公式アカウントには「認証済みアカウント」と「未認証アカウント」の2種類があります。認証済みアカウントは審査を通る必要がありますが、未認証アカウントであれば審査無しで誰でも作成することができます。認証済みアカウントと未認証アカウントの違いは、認証済みであればLINE内の検索で表示されるようになること、有料アカウントの支払いが請求書でできるといったことです(参考:https://www.linebiz.com/jp/entry/)。未認証済みで登録しても、後から認証済みに変えることもできます。
LINE公式アカウントはパソコンもしくはスマホから開設することができます。
現在(2019年5月)iOS用のアプリは準備中とのことですのでiPhoneをお使いの方はパソコンから開設しましょう。
パソコンから開設する場合
1.LINEビシネスIDを取得する
こちらからLINEビジネスIDを取得します。認証済みアカウントはこちら、未認証アカウントはこちらです。すでに個人アカウントをお持ちの方はそれを利用して簡単に開設できます。お持ちでない方や個人アカウントを利用したくない方はメールアドレスで登録することもできます。
2.LINE公式アカウントを作成
アカウント名、メールアドレス、業種などの基本情報を記入してLINE公式アカウントを作成します。
3.LINE Official Account Managerで詳細設定
LINE公式アカウントを作成するとLINE Official Account Managerにログインすることができます。
こちらからメッセージの配信などが行えるほか、「アカウントページ」のタブからアカウントのトップページの写真などの編集を行うこともできます。
スマホから開設する場合
1.公式アカウントアプリ導入
アンドロイドをお持ちの方はこちらからアプリを公式アカウント専用のアプリを導入します。(iOS向けアプリは2019年5月現在準備中とのことです)
2.IDを取得し、公式アカウントを作成する
その後の流れはPCと同じようにIDを取得し、公式アカウントを作成することになります。
いかがでしたでしょうか?有料プランは月1,000通以上メッセージを送る場合に必要になりますが、1,000通以下でしたら無料プランで有料プランと変わらない機能を使うことができます。
まずは無料プランで公式アカウントを導入してみましょう。
参考(LINE公式HPより):https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-1
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