お店の売り上げは、お客様のお買い上げによって生まれます。ここまではお店の営業をされている方なら皆さんご存知ですよね。
じゃあ、その売り上げの8割が全体のたった2割の「常連のお客様」によるものだ、というのはご存知ですか?
お店をうまく回していくには「常連客」の獲得が必須! リピーター獲得のために押さえたいポイントをまとめました!
リピーター獲得のために押さえたいポイント
- リピーターになってもらうには「思い出してもらう」こと!
- お客様に商品だけでなく「プラスアルファ」の価値づけを!
- 積極的な声掛けでお客様との距離を縮めよう!
1.リピーターになってもらうには「思い出してもらう」こと!
お店をリピートするお客様が、なぜそのお店に通うのか?それは、そのお店の良さを「思い出す」から。思い出してもらうにはお店から情報を発信し、届けていく必要があります。
情報を発信するときに大事にしたいのが内容です。
確かに毎日のように売り込みのDMが来たら、それはもう迷惑行為でしかありません。
メールなら、スパムですよね。
むしろ嫌悪感を抱かれてしまいます。
ですが、例えば新聞は毎日来てもうるさくないし、新聞が毎日来るのは当然ですよね。
この違いは何でしょうか?
それは、
「有益な情報、お客が欲しいと思っている情報を届けているか」
です。
有益な情報、というと、例えば
〇寒い季節に温かいお鍋の紹介や冬物衣料の組み合わせ方などを発信する
〇夏に浴衣に合うヘアスタイルを提案したり近くの花火大会の情報を発信する
など、時節柄に合わせた内容は喜ばれそうですよね。
売り込みではなくお客様にとって有益な情報を届けることで、お店の良さを思い出してもらいましょう!
2. お客様に商品だけでなく「プラスアルファ」の価値づけ
お金を払って買った物以上の「満足感」や「ワクワク感」を感じられれば、そのお店独自の魅力として再度足を運んでもらえるきっかけを作ることができます。
「商品がいいから」、「食事がおいしいから」……同じサービスを受けられるなら別のお店でもいいやー、という考え方になってしまうお客様もいるもの。そこで、お店で“企画”を打ってみるのはどうでしょうか?
ある旅館では、こんな事例があります。
まず、料金は不要なオプションを除いた最低限を提示。
これだけなら良くあるのですが、面白いのはここから。オプションの数が、1つや2つではありません。
ゆうに20はあります。
また、オプションの中に地域を巻き込んだ企画が盛り込まれていました。この旅館の考え方は「旅館のリピーターを作ろう」ではなく「地域のリピーターを作ろう」だったのです。
(中略)
この旅館は、地域と連携することを考えたのです。
まず、地域の良さ、面白さを知ってもらい、地域のリピーターにつなげます。
そうすると、その地域にまた来たくなるので、旅行者が増えます。
後はその旅行者に、いかに旅館を利用してもらうか?がポイントとなるのです。
お客様に「ワクワク感」を持ってもらい、喜んでもらえればそれが「信頼」に変わってリピートにつながります。
お客様に楽しんでもらえる、喜んでもらえるような企画やキャンペーンを展開することで、次回以降の来店につなげていくことができるんです!
3. 積極的な声掛けでお客様との距離を縮めよう!
接客に限らずですが、会話をすれば親しみを覚えるもの。いつも利用するお店で「今日も暑いですね」と声をかけられるだけで少しうれしくなることもあるのではないでしょうか?
あまりにくどすぎる声かけや商品のセールスは面倒と思われることもあるかもしれませんが、何気ない雑談がお客様とお店側の距離をグッと縮めるものになります。
お客様とのコミュニケーションもリピートにつなげるには効果的、という事例をご紹介します!
お客様への気配り、気遣いが、お客様の心に響けば、また足を運んでいただけるんです。この機会に、普段のトークに何気ない一言を付け加えてみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか? お店のリピーターになってもらうための基本的なポイントをまとめてみました。
あくまでこれは“基本”の話。ここからさらに売り上げをプラスにするにはあなたのアイディアが勝負になります。
リピーター獲得のために、今回引用させていただいた記事を参考にぜひ考えてみてください!
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