お店の集客、宣伝の手段として真っ先に思い浮かぶ手法がチラシを使った広告ではないでしょうか? 手軽かつ、お客さまも手に取りやすいチラシはお店の集客、宣伝にぴったりです。
今回はチラシを店舗集客、宣伝に使うために、費用を抑えてお得に制作する方法から、作ったチラシの活用アドバイスまでをまとめてご紹介します。
【目次】
0. チラシの作り方
1. 宣伝、集客に効果的なチラシとは何か?
2. まずはチラシを作ろう(デザイン編)
3. まずはチラシを作ろう(印刷編)
4. 店頭や地域イベントでチラシを活用しよう
5. チラシで広告を行う際の注意点
0. チラシの作り方
チラシを集客、宣伝に使うためには、まずそのチラシを作らなければなりません。
制作の仕方としては、
- チラシ制作会社や印刷会社に頼む
- 費用を抑えるために自分で作る
という2つの選択肢があります。前者は専門の業者にお願いするため、クオリティが高いものができます。
一方後者は低コストで制作が可能です。
とはいえ、作ったチラシがお客様にとって魅力的なものでなければ意味がありませんよね。
今回は宣伝、集客に効果的なチラシの作り方をお伝えします。
1. 宣伝、集客に効果的なチラシとは何か?
まずは魅力的なチラシとは何かを抑えておきましょう。
チラシを手にした人は、およそ2秒のうちにそのチラシを読むべきかどうかを判断していると言われています。その一瞬でお客様にお店の魅力をアピールするためには、お客様の視線の動きを想定し、それに合ったデザインにする必要があります。
また、チラシの色もお客様が受け取るイメージに大きく影響するもの。どんな配色がベストなのかを想定しておきましょう。
2. まずはチラシを作ろう(デザイン編)
チラシの基礎を把握したら、チラシのデザインを考えます。
まずはチラシに記載したい要素をピックアップして、ラフを書くところから始めましょう。要素が固まったら見出しや、数字やたとえを使った説得力のあるアピールをしていきます。
チラシを作るのは初めて、なかなか上手に作れないという方は無料のテンプレート(文字や画像を入れ替えるだけでデザイン性の高いチラシが作れるベースデータ)を活用しましょう。
デザインをしていると、イメージ写真やアイコンなどが使いたくなると思います。自分で撮影したり制作すると時間がかかるため、商用利用可能な無料の素材を使いましょう。
自分のデザインが不安、手早くクオリティが高いものを作りたいという方は専門の印刷会社さんなどにお願いするのが得策です。プロのノウハウで宣伝・集客を前提としたデザインをしてくれるので、安心ですね。
3. まずはチラシを作ろう(印刷編)
デザインが出来たら、早速印刷です。
お店のプリンターで印刷するという方もいらっしゃいますが、大量に印刷すると費用がかさむもの。
100部以上する場合などは印刷会社や、ネットプリントを活用しましょう。
ネットプリントはコストが安いというメリットがありますが、注文の仕方に多少なりとも印刷の知識が必要になります。不安な方はまずは印刷会社さんにお願いするのが良いでしょう。
4. 店頭や地域イベントでチラシを活用しよう
チラシができて満足!でも、実際に集客、宣伝を実現するためにはこのチラシを上手に活用しなければなりません。
知り合いのお店に置いてもらったり、ブログやSNSで告知したり、折込やポスティングをしたりなど、作ったチラシをお客さまに見てもらう機会を増やしましょう!
地域のイベントに出店するなどしてお店からお客様にアピールしていくときにもチラシは有効なツールになります。
5. チラシで宣伝・広告を行う際の注意点
チラシは手軽に使える広告ツールではありますが、制作には注意が必要なこともあります。広告の決まりや、ルールを守って適切な宣伝を心がけましょう。
お店の広告であっても、お客様が写りこんでいる写真やWEB上で見つけた画像の使用には注意が必要です。
また、一部業種では広告内容が法律によって定められています。たとえば鍼灸院や柔道整復師(整骨院や接骨院)の広告については、広告してよい項目が定められています。
こうした決まりごとはしっかりと抑えた上で、活用しましょう。
いかがでしたでしょうか?
チラシはお店の集客、宣伝方法の基礎の基礎。どのお店も一度は取り組む内容だからこそ、他のお店との差別化が必要です。
魅力的なチラシを作って集客を実現するために、こうしたポイントはしっかり押さえておきましょう。