2月と8月は1年の中でも需要が落ち込む、多くの店舗にとっては厳しい時期。だからこそ、数少ないチャンスを見逃さずに売上げアップを狙っていくことが大切です。
チョコレートだけに留まらずプレゼント需要が高まるバレンタインデーはそんなチャンスの一つ。トレンドと販促のポイントを押さえて、春に向けて勢いをつけていきましょう!
バレンタインデー販促のポイント
- 義理チョコは低調! 狙い目は友チョコや自家需要
- プレゼントはチョコだけとは限らない!
- 恋人や家族とのパーティー需要を見逃すな!
1. 義理チョコは低調! 狙い目は友チョコと自家需要
近年、学校や職場での義理チョコ需要は低調気味ですが、その反面勢いを増しているのが友チョコや自家需要。ちょっと豪華な自分へのご褒美や、友達へのかわいらしいプレゼントを中心とした品揃えやポップが効果的です。
また友チョコでは既製品ではなく手作りをする人も多くなっています。かわいらしいラッピンググッズや製菓材料も忘れずに展開しておきましょう!
2. プレゼントはチョコだけとは限らない!
もし本命の男性が甘いものが苦手だったら……いったいみなさん何をプレゼントされるのでしょう?
下記のウェブサイトでのアンケートでは、チョコ以外のプレゼントで男性が一番欲しいのは「お酒」という結果が出ています。その他にもネクタイや財布、定期入れなど、甘いものが苦手な人向けのプレゼントの訴求にも力を入れておくのが肝心です!
3. 恋人や家族とのパーティー需要を見逃すな!
バレンタインデーではプレゼントだけでなく、夫婦や恋人、家族でパーティーを開いたりちょっと贅沢な食卓にしたりといった需要も多く見られます。
いつもよりちょっと豪華なメニューやお酒、食卓を彩るグッズの提案をして購買意欲を刺激するのがポイント!
大切な人と過ごすバレンタインデーをトータルサポートするつもりで、関連商品をしっかり押し出していきましょう。
消費が落ち込む2月において、バレンタインデーは重要な販促チャンス。しっかり成功させて、辛い時期を乗り切りましょう!
また、季節とともに販促計画に役立つのが「記念日」。
「○○の日」に関連したキャンペーンでお店を盛り上げてはどうでしょう?
※本記事は「まいぷれ総研 2016年2月号」より一部抜粋しています。