集客、宣伝の手段として、地域のお店がFacebookを活用するシーンが増えてきました。無料で開設できるFacebookページは手軽な情報発信手段として好評です。
今回はFacebookページを店舗集客、宣伝に使うために、ページの作り方から投稿の仕方、気をつけるべきポイントまでご紹介します。
【目次】
0. Faccebookの活用は本当に貴方のお店にあっているか?
1. まずはFacebookページを作ろう
2. 店舗情報を正しく、もれなく登録しよう。お客さまを迷わせないように
3. まずは投稿してみよう。お客さまが求めている情報は何か?を意識する
4. 「いいね!」が増えないと効果は出ない! お客さまに見られるページにするために
5. 効果が出る投稿の仕方を身につけよう! 効率的な集客を実現するために
6. SNSを活用するリスクを知って、管理を徹底しよう
0. Faccebookの活用は本当に貴方のお店にあっているか?
無料の集客ツールとしてFacebookを考えているあなた、Facebookの活用がお店に合っているかをまず確かめましょう。
Facebook以外のSNSも無料での集客ツールになり得ます。利用者の年齢層、嗜好もSNSごとに異なるので、お店のターゲットとやりたいことに合っているかをまず確かめましょう。
ちなみにFacebookは他のSNSに比べ20代の利用が最も多く、50代くらいまでの幅広い年代のユーザーを抱えています。Twitterは若年層にユーザーが集まっていて、Instagramユーザーは女性が多く、グルメ・ファッション・美容といった写真を使ったPRがしやすい業種に最適といった特徴があります。
1. まずはFacebookページを作ろう
さて、Facebookが貴方のお店に合っていたなら早速ページを作りましょう。すでにページを持っている場合はこの項目は飛ばしても問題ありません。
※Facebookには個人アカウントとFacebookページというものがあります。よくあるミスで個人アカウントにお店の名前をつけて運用しているお店が散見されます。Facebookページにはビジネス用の機能がありますので、必ずFacebookページを作りましょう。
2. 店舗情報を正しく、もれなく登録しよう。お客さまを迷わせないように
Facebookページには住所や、営業時間から駐車場の情報までお店のプロフィールを登録することができます。ページを見たお客さまがFacebookページ上でお店の基本情報を把握できるように必ず登録しておきましょう。
3. まずは投稿してみよう。お客さまが求めている情報は何か?を意識する
ページが完成したら、早速投稿です。Facebookはフロー型の情報収集ツールと言われ、最新情報がユーザー一人ひとりのタイムラインに表示されるのが特徴です。
お店の最新情報(仕入れ状況、日替わりランチ、期間限定キャンペーンなどなど)を発信しましょう。投稿の際は文章だけでなく、写真をつけるとよりお客さまの反応が良くなりやすい傾向があります。
Facebookページの投稿でついついやっていまいがちなのが、「お店の伝えたいこと“だけ”」を投稿してしまうこと。お客さまに「ウケる」Facebookページにするためには、「お客さまの知りたいこと」を投稿する必要があります。
こうした投稿ネタが思いつかないときは、Yahoo知恵袋や、Googleの提供しているトレンド情報などを参考にすると良いですよ!
4. 「いいね!」が増えないと効果は出ない! お客さまに見られるページにするために
「お店のFacebookページが完成! あとはひたすら最新情報をアップしていればOK!」
……というわけにはいきません。Facebookページは基本的に「いいね!」をしてくれているユーザーにしか表示されません。
最新情報の投稿と同時並行で「いいね!」を増やしましょう。
具体的な「いいね!」の増やし方のポイントをご紹介します。
5. 効果が出る投稿の仕方を身につけよう! 効率的な集客を実現するために
Facebookページで投稿した内容は「いいね!」を押してくれたお客さま全員に届いているかというと、実はそうではありません。
5-1. エッジランクを理解しよう
エッジランクという仕組みが、貴方の投稿を何人のユーザーに届けるかを調整しています。
- 「いいね!」やコメントにマメに返信をしているか
- 写真や動画など表現力の高い投稿がされているか
- こまめに最新情報が投稿されているか
によってエッジランクが変動し、ランクを高く保てば保つほどお客さまのタイムラインにお店の投稿が表示されやすくなるという仕組みです。
5-2. 投稿のクオリティを上げよう
エッジランクの仕組みを理解したうえで、基本的には投稿のクオリティが高ければ多くのユーザーが反応し、情報が拡散していくのがFacebookの特徴。
- 文章は短くキャッチーに仕上げる
- 画像は大きくインパクトのあるものを使う
- 内容に適した投稿時間を設定する
こうしたポイントを意識して投稿のクオリティを高めていきましょう。また繰り返し投稿をするなかで、「いいね!」をしてくれたお客さまに「ウケる」投稿が何なのかを感覚的につかんでいくことも大切です。
6. SNSを活用するリスクを知って、管理を徹底しよう
SNSは投稿が手軽な反面、管理を怠って思わぬトラブルを招く可能性があります。
何気ない投稿が一部の人の反感を買ってしまったり、従業員が操作を誤ってお店にクレームが入ったり。
こうしたリスクを無くすためにも、
- 投稿する前に店長が内容を確認する
- 投稿スケジュールを立てて予め内容を決めておく
- 返信やコメントを行うのは店長のみ
といったような決まりごとを定めておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
Facebookは正しく使えば店舗集客、宣伝に非常に有効なツールとなります。無料で使えるため気軽にスタートすることが可能ですね。
特徴をしっかり把握して、効果的に活用していきましょう。